採用情報

スタッフインタビュー

入社18年目 1級左官技能士

小さな頃から

憧れていた”左官職人”

入社18年目 1級左官技能士

小さいころから
左官に憧れていました

建築現場でものをつくる仕事に興味がありました。その中でも、子どものときにテレビで観て「いいな」と思ったのが左官でした。左官は職人の腕がはっきりと表れる世界で、経験を積むほどに人それぞれの仕上げのカタチができるところが魅力ですね。

さまざまな建物の壁や
土間を塗っています

壁や床を鏝(こて)で塗り上げるのが左官の仕事です。塗る材料はモルタルや珪藻土(けいそうど)などですね。
モルタルで仕上げた壁には、別の職人さんがペンキを塗ったりクロス(壁紙)を貼ったりします。珪藻土の壁は左官職人が仕上げた姿が最終形ですから、いい仕事をすれば壁がある空間の雰囲気までよくなりますよ。

ほかには、土間のコンクリート打ちもやります。たまにですが、ブロック積みの仕事もあります。
仕事の現場となる建物は鉄筋コンクリートの大きな公共建築から、鉄骨の小さめの建物まで、さまざまです。

浜松城天守門の
漆喰を塗りました

私は浜松城天守門の土塀整備工事にも参加しました。天守門で塗ったのは漆喰(しっくい)です。今の時代、漆喰を使う現場は多くありません。私もあまり経験がなかったので、工事が始まる前にわからないことを先輩たちに尋ね、アドバイスをもらってから臨みました。

奥が深く、どんどん面白くなるのが左官です 奥が深く、どんどん面白くなるのが左官です

乾きを見るのも大切

美しく仕上げるための鏝使いに注目されることが多いのですが、実は「乾きを見る」ことも重要で難しいポイントです。壁を塗り上げるときは、モルタルなどの材料を1回塗って、少し乾かして、また上から塗り重ねていきます。乾きが足りなくても、乾かし過ぎてもダメ。
経験を積むと、ちょうどよい乾きがわかってきます。

やればやるほど上達します

私が関わる現場では、鏝の跡を残さない仕上げを求められることが多いですね。必要以上に時間を掛けず、キレイに仕上げる人が評価されます。現場監督に「うまくできたね」と言ってもらったりすると、やってよかったと思います。
職人の世界は指導が厳しいと思っている人がいるかもしれませんが、実際はまったくの初心者から優しく教えてもらえます。基本を身に付けてしまえば、先輩の仕事を見て自分の足りないところに気付けるようになります。そこで「少しでもよいものをつくりたい」と努力できれば、どんどん腕が上がっていきます。

タテケイは社員を大切にしてくれます

国家資格の1級左官技能士

私は3年前に1級左官技能士の資格を取りました。1級左官技能士は上級技能者であることを証明する国家資格です。資格を取るためには実技作業試験と学科試験にパスする必要があります。
実技も学科も準備が大変でしたが、会社が練習場所をつくってくれたり、先輩が勉強を教えてくれたりしたので頑張れました。
現場によっては1級左官技能士の常駐が義務付けられています。そのため、1級を持っていればやりがいが大きな工事に関わる機会が増えますし、会社から資格手当をもらえます。左官職人になったら、挑戦する価値があると思いますよ。

1日の流れ

7:00会社の倉庫に集合。会社の車に相乗りして現場に向かう
8:00現場の朝礼
8:30作業開始
10:00休憩
12:00昼休み(1時間)。
15:00休憩
17:00片付け・作業終了
18:00会社の倉庫に到着。帰宅