採用情報
左官の仕事とは
左官とは、こてを使い
「塗り」の技術を駆使して
建物の壁や床、天井、塀などを
つくる職人です
土、漆喰(しっくい)、珪藻土などを塗って壁を仕上げたり、
コンクリートの壁にモルタルを塗ったり、コンクリートの床を均して仕上げるのがおもな仕事です。
左官が手掛ける仕事の多くは、建築工事のなかでも、内装など目に見える部分の造作作業です。
また、左官は、1000年以上の歴史をもつ由緒ある職業ですので
日本の伝統技術の継承者という側面も持ち合わせています。
自然素材がもつ機能性の高さや、職人の手仕事による芸術性などが評価されていることもあって、
左官の活躍の場も、従来の日本建築の枠を超えて広がっています。
左官は様々なところに
使われています
住宅
玄関の床の下地・仕上げなどにも左官が使われています。内壁の模様付け仕上げなどもよく見られます。
ビル・マンション
ビルなどの床はすべて左官で作られています。階段を成形する工事などもあります。
お店
土壁・漆喰壁・玉石洗い出し仕上げなど、おしゃれな装飾壁に使われています。
お城・伝統建築物
お城を始めとする伝統建築物には左官は欠かせません。下地から装飾までつかさどる重要な職業です。
左官はエコ
自然素材回帰で
左官が見直されています
高温多湿である日本の環境では調湿効果のある左官の壁が向いています。アトピーなどの原因となる化学物質を吸着・分解する効果のある壁もあり、各住宅メーカーや工務店でも多く取り入れられています。
左官はもともと、地元の土や藁、竹などを用いて仕事をしていました。土壁は練り返せば繰り返し使えるリサイクル性に富んだ材料です。
左官は地球環境に貢献できる仕事です。
いろいろな人材が活躍しています
左官の技能は一生もの
近年、左官を目指す方が増えています。
今まで全く違う業界にいた方も多くみられます。
3Kの職場といわれていたのは今は昔!
近年の左官は安全でキレイな職場です。
また、女性の左官で、全国技能競技大会に出場した方もいるくらい、
女性の活躍が目覚ましい業界です。
左官で身につけた技能は自分のものになります。
近い将来、多くの職業がAI(人工知能)の実用化やRPAの認知技術によって取って代わられて、仕事がなくなる中、しっかりとした技能を持っていれば一生左官職人として活躍できます。
- スタッフインタビュー